コラム:介護職の給料ってどうして安いの?|月収15万円以上のヘルパーは1割
TIPS8
ライター:志田玲子

利用者さん宅から別の利用者さん宅へと移動する1時間、記録を書くための事務作業1時間…どうして給料にカウントされないの? そんな疑問を感じながら、日々頑張っているヘルパーさんも多いのではないですか? 一生懸命勉強し、自腹を切ってせっかく資格をとっても、介護職の給料は安過ぎて虚しくなってしまう…。
そんなヘルパーの本音にちょっと耳を傾けてみましょう。

■月収15万円以上のヘルパーは1割
・月収はいくら?
5万円以下が26%と最多。続いて、7〜10万円未満(24.5%)、5〜7万円未満(18.8%)など。15万円以上は10%。
・社会保険に加入している?
していない人が76.9%。
・ヘルパーの仕事を続けたい?
「続けたい」が最多で64.1%。一方、「続けたいと思わない」は7.8%。
・働き続けるために必要なことは何?
第1位が「働きやすい労働条件への改善」(67%)、続いて「生活できる賃金の保障」(62.3%)、 「身分の安定」(58.1%)
(全国労働組合総連合ヘルパーアンケートより)

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90%のヘルパーが月収は15万円未満と答えています。たしかに、これでは生活が大変ですネ。
また、社会保険に加入していない人も80%近くを占めています。ただ、ヘルパーの仕事自体は、3分の2近い人が「続けたい」。そして、続けるためにも、生活の不安を感じずに仕事に専念できるような待遇に改善して欲しいというのが、本音と言えそうですネ。

訪問ヘルパーの大半を占める登録ヘルパーの場合は特に、仕事のスケジュールが不規則になるため、どうしても身分が不安定になりがち。ただ、厚生労働省が 2004年8月に出した通達によれば、訪問ヘルパーは勤務形態にかかわらず、「労働者」として認められています。つまり、登録ヘルパーのアナタにも、労働基準法が適用されるというわけ。また、移動・待機・研修・業務報告書等の作成時間についても、一定の条件を満たせば労働時間として認められます。

ただ、訪問介護事業所の場合、規模が小さいところが多いため、対応が追いつかないのが現実なのかもしれません。
(次ページへ続く)

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