コラム:話していいこと、いけないこと|個人情報
TIPS4
ライター:志田玲子

パソコンソフトが原因で、顧客データの流出事件が相次ぐなど、最近は、個人情報の漏洩が後を絶ちませんネ。もちろん、介護現場でも、個人情報の取り扱いは要注意事項! 利用者さんの健康状態や家族構成のデータが流出すれば、「振込め詐欺」など悪徳商法に利用されることにもなりかねません。また、たとえ実害がなくても、自分のプライベートな情報を見も知らない第三者に知られてしまうというのは気味が悪いもの。「介護のプロ」としては、利用者さんの大切なデータは、シッカリ守りたいですネ。

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ところで、個人情報って一体どんなもの?個人情報とは、名前・生年月日はもちろん、身体・財産に関するものも含め、「○○さん」とわかる情報のすべてを指します。けっこう幅広いものなんですネ。

2005年4月に施行された個人情報保護法では、個人情報の利用目的を限定。介護関係事業者(※)の場合、事業者内部の介護保険事務に加え、家族への心身の状況説明といった他の事業者への情報提供などが想定されます。個人データの数が5000件以下の小規模事業者の場合、個人情報取扱事業者としての義務などは負いません。でも、厚生労働省は「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」で、こうした小規模事業者にも、個人情報の取扱はこういう風に注意してネ!と指導しています。

※介護保険施設や居宅サービス事業者などに加え、有料老人ホーム・ケアハウス等も含まれる。

また、同省の運営基準では、さまざまな介護現場で働く人たちに「正当な理由なく、業務上知り得た利用者またはその家族の秘密を漏らしてはならない」と、守秘義務を定めています。介護サービスを提供するに当たり、個人情報はもちろん、プライバシーを守ることも、介護の仕事のうちということ。

では、日々の現場で「話していいこと」と「いけないこと」って、どう区別すればいいの? たとえば、こんな場合は…
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